公証人とは、法務大臣により任命され、法務局に所属する、公証人役場で執務をする者のことをいいます。
公証人の職務の中で主要なものは公正証書の作成ですが、そのほかに会社等の定款の認証、確定日付の付与等があります。
なお、会社の定款とは、会社設立のときに会社の名称・目的・その他基本原則を定めたもので、公証人の認証を受けてはじめて有効となるとされています。
また、確定日付の付与とは、契約書等を公証人のところへ持参し、日付を記載した印鑑を押してももらうことで、その契約書が確かにその日付に作られた証拠とするために利用されます。