心神喪失とは、精神上の障害により自らの行為の違法性を弁別する能力が全くない、あるいは行動を制御する能力が全くない状態のことをいいます。
刑法上、「心神喪失者の行為は、罰しない」ことが規定されています(39条1項)。
なお、事理弁別能力、行動制御能力が全くないといえるかどうかは精神鑑定等により厳格に審査・評価されるものであって、単にお酒を飲みすぎて酩酊状態であったなどといった程度では心神喪失状態とはいえないでしょう。
心神喪失とは、精神上の障害により自らの行為の違法性を弁別する能力が全くない、あるいは行動を制御する能力が全くない状態のことをいいます。
刑法上、「心神喪失者の行為は、罰しない」ことが規定されています(39条1項)。
なお、事理弁別能力、行動制御能力が全くないといえるかどうかは精神鑑定等により厳格に審査・評価されるものであって、単にお酒を飲みすぎて酩酊状態であったなどといった程度では心神喪失状態とはいえないでしょう。