【借金問題】30代男性・借金200万円の状態から利息免除、毎月の返済額を半分にすることに成功
ご依頼者様
男性(つくば市)
当法律事務所への相談内容と法的アドバイス
軽い気持ちで借り始めた借金が膨らんで総額200万円になってしまい、毎月8万円を返済しているものの、利息への充当が高額でなかなか元金が減らないことに悩まれていたO様ですが、ホームページで当事務所で無料法律相談を実施していることを知っていただき、ご相談に来所されました。
ご相談者様は元金がなかなか減らないことに苦痛を感じておられ、このままでは出口がみえないとお悩みでした。
そこで、当事務所としては、破産や任意整理といった解決策があることとその中身の説明、メリット・デメリットを具体的にご説明させていただきました。
また、当事務所としては、ご相談者様において現在は相応の収入を得られていること、ご年齢をお若いこと等の事情から、破産よりも任意整理をして5年以内に確実に完済する方法はどうか、ご提案させていただきました。
ご依頼者様の依頼事項
いつの間にか借金が膨らんでしまい、返済を続けても出口が見えない。
できれば同居している家族には知られずに解決できないものか。
破産のメリットは理解したが、できれば破産はせずに解決できないものか。
自分で作ってしまった借金なのでできることならば返したい。
法律事務所つくばコムの弁護士による活動
ご依頼者様としては破産は希望しないとのことであり、当事務所としてもご依頼者様の収入状況であれば破産をせずとも任意整理の任務を適切に行えば、借金を完済して解決可能との見立てをしました。
そこで、ご依頼者様の収支状況を分析し、返済に充てられる原資となる金額を割り出し、現在の返済額の半額程度が望ましいと結論付けました。
この計画であれば5年以内の返済期間をもって完済できるとの目途をたて、各金融会社へ受任の通知を行って返済計画の見直しと将来利息の免除といった減額交渉を行いました。
任意整理において難しい点は、返済計画の見直しについて借入先全社から了解をとりつける必要があるのですが、各社それぞれの思惑がありますので、必ずしも足並みがそろうわけではなく、粘り強く交渉をする必要があるという点です。
貸主からの納得を得るためには、現在の生活状況や収支状況の説明、他社借入先からの借り入れ状況の説明、返済可能額が説得的であるか、過小でないか、あるいは実現不可能な返済計画になっていないかといった点に注意し、理解を得る必要があるのです。
本件においては全社から当方希望のとおりの条件について了解をとりつけることができ、将来の利息も免除していただくことができましたので、5年後には完済の目途を立てることができました。
解決までに要した期間
解決までに要した期間は約2か月程度でした。
任意整理手続きには、破産手続きよりも圧倒的に短期間のうちに解決を図ることが可能であること、費用も破産よりも低額で済むこと、返済計画さえ守ることができれば当該返済計画に従った期間をもって確実に完済、解決することができることといったメリットがあります。
もちろん総額的な経済的メリットは破産手続きをとった方が大きいのは確かですが、個別の事情によっては任意整理手続きが妥当なケースもございます。
詳しくは個々のケースによってアドバイス内容も異なりますので、借金でお悩みの方は当事務所へご相談くださいませ。
2020年11月12日
法律事務所つくばコム 代表弁護士 福嶋正洋(つくば市・土浦市・牛久市・つくばみらい市・守谷市エリアをはじめ茨城県の法律相談は、法律事務所のつくばコムまでお気軽にどうぞ)