平成30年 法律事務所つくばコム サマークラーク参加者J.Sさんが感想文を寄稿してくださいました。
法律事務所つくばコム 代表弁護士福嶋先生
まずは、大変ご多忙であられる中、5日間のサマークラークに受け入れていただき、誠にありがとうございました。先日のサマークラークは、5日間と非常に短い期間ではありましたが、貴事務所の業務や雰囲気、そして地方における弁護士像を直接肌で感じることができ、大変勉強になりました。また、試験直後であり、結果も分からない状態での自分は今後のことを正直あまり考えられていなかったのですが、この度の貴事務所でのサマークラークでやりたいこと・進みたい道を見つけることができていち早く弁護士として活躍したいと心底思えたことと同時に、貴事務所に一層惹かれるほどに大変刺激的で得るものが非常に多く、とても貴重な経験となりました。
と、ありきたりで無難なことに終始してしまうのは不本意なので、もっとざっくばらんに感想を述べさせていただきます。今回の5日間は、一夏の思い出として印象深く残るほどに、心底楽しかったです。この楽しかったというのは、私がつくば初ということもありホテルで自転車を借りて業務終了後に一人でつくば探検(夕食探し)をした経験や、ご馳走になる毎日の昼食のおいしさが寄与していることは否定しきれませんが、やはり貴事務所での経験が魅力的であったからの他でもないと考えています。毎日学ぶことが多く、飽きることなくむしろ新鮮な気持ちで貪欲になれて、早く翌日になってあれもこれも知りたいとなっている自分がいました。これは自分から見た貴事務所の印象が、「目の前の人を大事にしている」というもので、これは対依頼者ということに限らず事務所内においてもいえるからだと思います。この印象が、弁護士=対依頼者ということに関しては、法律論に終始することなく、依頼者の気持ちに最大限に寄り添えるように、言葉遣いやマナーに始まり対話を大事にしているところです。そして事務所内においては、非常に風通しが良く、質問を積極的にすることができるだけにとどまらず親身になって回答をいただけるところや、他の事務所とりわけ大手事務所にありがちな部門制がないため事務所が一体となって問題解決に向かう風土があるところです。事務所の一体感ということでは、最初に貴事務所に伺った際に、事務局の方を含め所属している方全員で自分を迎えてオリエンテーションを行っていただいたところに特に強く感じました。このような風土が事務所内に根付いているから、情報共有や協働体制が強固なのだなと思いながら、帰路につきました。また研修生の自分も法律相談に同席させていただきましたが、このような経験を通して上記印象を感じ取れという貴事務所の意図があったのだな、自分はまんまと上手くはまってしまったなと思っています。
こういう感想文の類はあらゆる事務所で提出が求められますが、自分はいつも書くのが苦痛で大した分量も書けずに提出してしまいますが、今回は自然と筆が進むものの進み過ぎてしまい始めてるような気がしてきたので、まとめに入りたいと思います。有象無象の法律事務所があるうえで、私自身比較的多くのサマークラークを経験してきましたが、貴事務所と出会えて貴事務所にてサマークラークができて本当によかったと心底思います。これほどまでに自身が成長できる環境、成長したいと思える環境は他にありません。最後になりますが、またご一緒する機会がございましたらその時は何卒よろしくお願い致します。(J.S)